英語を好きになったきっかけ
よく職場のマダム達や、家庭教師をする生徒さんのお母さんに尋ねられるのは
「どうしたら子どもが英語好きになるのか」
ということ。
聞かれて一言で答えるのは非常に難しいです。
私の場合、英語好きになったきっかけは沢山ありますが、中でも大きかったのはBEATLES(ビートルズ)にはまったことだったと思います。
BEATLESとの出会いは、その当時あこがれていた人が聴いてるというのを耳にしたことでした。
母にお願いして、サンタさんにビートルズのCDをプレゼントしてもらいました。
確か当時中学生。
(ちなみの我が家のサンタさん信仰は高校を卒業して一人暮らしを始めるまで続きます)
CDを聞いた始めは音でしかなかった英語の音が、歌詞カードを見ると学校で習っているのと大して変わらない英語なんだと知って、嬉しい驚きがあったのを覚えています。
何度も聞くうちに、メロディーが身近になってきて、歌詞カードを見ながら歌ってみると、どんどん英語の歌詞が自分の言葉になっていく感覚がありました。
HELP! I need somebody
HELP! Not just anybody
HELP! You know i need someone
HELP~♪
自分の部屋で練習しながら、学校の友達や男子たちも知らない英語を自分のモノにして歌ってるのが嬉しかったです。
こうして歌を歌って英語を口にするのは今でも続けてて、息抜きにちょうどいいな、と思ってます。
留学してないのに「英語を話すときのリズムが良い」と言われたり、ネイティブの人ともスムーズにコミュニケーションが取れたりするのは、歌詞カードでいろんな曲を歌ってきたことが大きい原因の一つだと思います。
だから、英語を好きになりたいという人がいたら「まずは良い洋楽を歌うといいよ」と言ってあげたいです。
そのなかでも何がいいかと聞かれたらまずはBEATLESをお勧めします。
歌詞がわりあい単純で、メロディーも頭に残るしCMや街中でも流れてくる身近な曲が多いからです。