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主に英語・中国語の勉強について、美容、旅行、その他

【オススメ洋書紹介】HOLES / Louis Sachar

お気に入りの洋書の紹介をしていきたいと思います。

 

第一弾目はこちら。

 

Holes (Holes Series)

Holes (Holes Series)

 

 

 

 

この小説の素晴らしいところは、子ども向けの本であるにもかかわらず、大人も楽しめるところです。

 

読んだ後に、あまりの面白さに、言葉にならない気持ちをどうしていいかわからなくなるような、そんな小説です。

 

私は英語版しか読んだことがないのですが、日本語版もあります。

 

この日本語版については、全くと言っていいほど本を読まない私の友人が、人生で唯一の愛読書だと言っていました。

 

あらすじ

スタンリー少年は、偶然起こった不運のせいで、不良少年たちを更生するための砂漠のキャンプに行くことになった。

 

砂漠のキャンプでは、毎日毎日、砂漠に穴を掘る仕事をさせられる。

 

そもそも、なぜ穴を掘る必要があるのか、この砂漠で過去に何が起こったのか?

物語は過去に遡って、壮大に繰り広げられる。

 

難易度☆☆

高校卒業レベルくらいの英語力があれば、読み通すことができるでしょう。

日本語翻訳版もありますので、自信がない方はそちらを先に読んでもOK。

 

 【翻訳版】穴 HOLES /(翻訳)幸田敦子

穴  HOLES (講談社文庫)

穴 HOLES (講談社文庫)

 

 

 

でも、できるならば、、、!

英語で最後まで読み通した達成感と、物語の素晴らしさを原作のままで味わって頂きたい!

 

日本人の英語が恥ずかしい?色んな国の人たちの英語を聞いて思うこと

「日本人は英語が下手だから、ネイティブには聞き取ってもらえない」

そんな絶望感で英語をあきらめるのは、実にもったいないことです。

 

私は仕事上、英語がネイティブの方たちだけではなく、世界中の国の方たちと英語で話します。

そこで感じるのは、どんな訛(なまり)のある英語でも、大切なのは「伝える」「伝わる」ということ。

 

世界中には、たくさんの英語の訛(なまり)があります。英語ネイティブの人たちでも、それぞれ訛(なまり)があります。

 

傾向として、英語が苦手な人が多い国というのも確かにあります。しかし、育った国は英語ができない1つの理由にはなるかもしれませんが、私(あなた)が英語ができない言い訳にはなりません。

 

日本は英語圏で作られた映画もたくさん観られますし、英語の教材も多すぎるくらいあります。カタカナ語が英語の障害になっているという意見もありますが、意味を知っている単語がある、というだけでも日本人は有利だと思います。

トマトやポテトの意味を小さい時から知ってるだけでもラッキーですね。

英語を話せるようになるためには、音読は必要です

「英語の文章はある程度わかるけど、実際に会話をするときにスムーズに言葉が出てこない」

こんな悩みをよく相談されます。

 

言いたいことがあるのに、言葉になって出てこない時のモヤっとした気持ちはよくわかります。

 

そんな時にオススメのトレーニングが、英語の文章の音読です。

 

有効な音読の方法

材料はただしい英語で書かれている文章であれば、基本的に何でも大丈夫です。

レベル別に考えると、

英会話を始めたばかりの人は英会話の教科書、それ以上の方は目についたものを何でも使えます。

 

例えば、先日紹介したEnglish Journalはもちろん良い材料ですし、洋書でも、絵本でも、ニュース記事でも、何でも大丈夫です。

 

ただ、どのレベルにおいても、上達のために是非使って頂きたいのは、想像力+演技力です。

 

実際に自分が誰かに対して話しているつもりで音読することが大切です。

そこで、まず想像力を使って、どんな場面で、誰を相手に、どんな自分が、どんな内容を会話しているのかを描きます。

 

例えば私の母(英会話初心者)の場合、旅行の英会話の教科書を音読するとき、

・ラスベガスのホテルで、

・格好いいホテルの受付のお兄さん相手に

・日本人の美人な(笑)旅行者として

・希望の部屋やサービスについて聞く

 

私の友人(英会話中級)の場合、日本の観光案内のパンフレットを使って

・日本の観光地で

・海外から来たゲストを相手に

・観光地の見どころを

・美人で(笑)親切な日本人の案内役として話す

 

ニュースであればニュースキャスターになりきって、商品の紹介文であればプレゼンテーターになりきって、絵本であれば優しい保育園の先生になりきって音読します。

 

音読する内容の文章から想定できる状況を、想像力を働かせて考えるのです。

 

そして大切なのは、演技力を駆使して感情を込めて音読することです。

 

音読の効用

書いてある文章を、意味を考えながら読むことで、考えながら話すために基本的な力がつきます。

 小学校の時に、音読の宿題がありました。これは国語の学習に効果があるために出されたものだったのだと、今になって確信しています。子どもには絶対にさせた方がいい。

 

英語も同じです。言語を学ぶ段階では、音読が、単語力・文法力・リスニング力・スピーキング力の全ての要になります。

何でもいいから英語の文章を声に出して読む。

それで力をつけると、会話力が向上するのは言うまでもありません。

 

インターナショナルの先生も音読を勧める

数ヶ月前から「インターナショナルスクールの英語の授業に付いていけていないため、このままでは進級できないという手紙が来てしまった」という小学生の女の子に英語を教えることになりました。

 

そこで、英語を話さない彼女の親御さんに代わって、彼女の担任の先生(アメリカ人英語教師)に進級のために何をすればいいか聞きに言ったところ、

 

「彼女の問題は、授業中にコミュニケーションを取れないこと。日本の小学校では授業に出席してテストができれば進級できるけど、インターナショナルスクールでは発言しなければ、授業への積極性がない、ということになってしまう」と言われました。

 

「コミュニケーション力をあげるために、家で教科書を、声に出して音読させてほしい。声に出して読むことが大切。会話のため、基礎力がつくから」とのアドバイスを頂きました。

 

それから彼女は音読に取り組んでいますが、短期間で話す力がついてきたなと感じます。

そして先日、進級が確定したとの手紙が来たと、喜びの連絡がありました!

 

語学は、まず音読

日本語でも、英語でも、中国語でも、話せないことを悩む時間を過ごすよりは、悩みを打ち消すくらいに元気に音読しましょう!

声を出さなければ音読ではありません。家では元気に、周りに人がいるときはボソボソと、とにかく声を出します。

そして想像力+演技力を使って、より効果的にコミュニケーション力を上げましょう!

英検か、TOEICか、どちらが有効なの?

英検かTOEIC、どちらかを先に受けるならどちらを優先すればいいの?

 

この質問はよく聞かれますし、私自身もお金の少ない学生時代、どちらも受けるのは厳しかったので結構悩みました。

 

結論から言うと、小学生〜高校は英検優先、大学生〜社会人はTOEIC優先、お金がある社会人は平行して受験するがいいのではないかと思います。

 

英検の特徴

まず、英検のいいところは、一度受かってしまえば「○級に合格しました」と何年でも履歴書に書けちゃうところです。

(逆にTOEICは、私の就職活動の経験では、現在のスコアを聞かれる傾向にあったと思います)

また、英検はあまり英語の試験について詳しくなくても「なんとなく1級が、すごいんだろうな」とわかってもらえます。特にご年配の方には。

また、受験の際に英検の指定された級に合格していれば英語試験免除という学校がありましたので、就職活動向きというよりは、お受験向きかなと思います。

 

TOEICの特徴

TOEICのいいところは、高得点であることが就職活動の際のアピールポイントの1つになるところです。

また、TOEICは実際の生活に近い文章の問題が多いので、TOEICの勉強をそのまま実務や、生活に活かせます。

中学生〜高校生であれば、実務の経験も少ないため、受験に不利になると思います。その点でも高校生にはTOEICはあまりオススメしないです。

 

まとめ

結論としては、受験が視野に入っている方には英検、就職活動や転職が視野に入っている方はTOEICがいいと考えます。

 

どちらの予定もない大人の方は、とりあえずTOEICを受けておけば、自分のレベルを知って目標を立てるのに有効です。

 

また、お金が十分にあるなら、どちらも平行して受けることができると思います。

 

ちなみな私は、TOEICを4月に受験する予定ですが、その時に900点を超えることができたら、しばらくTOEICは休憩して、英検を受けようと思っています。

日常会話レベルからの壁を超えるためのオススメ教材~English Journal~

英会話の教科書や参考書に載っている日常会話レベルから、一つ上を目指すときに現れる壁があると思います。

 

それは自分の考えを自分の言葉で理論立てて話すという壁です。

その壁を越えたいときに使った教材でおススメのものを紹介します!

 

それはEnglish Journalという月刊誌。

ほとんどの本屋で帰る上、一冊1512円とリーズナブル。

その上、今話題の内容について触れることのできる素晴らしい教材です。

 

 

 

 

 

私とEnglish Journalの出会い

高校生のとき、初めて英語の壁にぶつかりました。

英語のテストの点数が良かったため、高校生のディベート(討論)大会のメンバーに選ばれたのです。

ディベート大会では、反対の意見を持ったチーム同士が分かれて、お互いに相手チームの意見について質問したり、質問に答えたりします。

 

ディベート大会の準備段階では、実際のディベート大会にそなえて、あらかじめ様々な質問や反論に対しての台本をつくって、台本通りに話す練習をします。

 

しかし万全な台本を作ったつもりでも、実際にディベートの練習をする段階になると、台本には書いていない想定外の質問をされるのです。 

 

そこで

「言いたいことは頭でわかっているのに、自分の言葉で意見が言えない!」

という英会話の壁がドーンと現れました。

 

同じ高校のチームのメンバーには、帰国子女や留学してきた生徒もいて、私はすっかり英会話に対する自信をなくしてしまいました。

そんなとき、当時めちゃくちゃ怖かった担任の英語の先生がある雑誌を貸してくれたのです。

それがEnglish Journalでした。

 

アルクから出版されているこの雑誌は、CDが付いていて、

・スターのインタビュー

・ニュース音声

・面白いトピックについての会話

などなど内容が盛りだくさん。日常会話の英会話から1つ壁を超えるにはピッタリの教材でした。 

英語のスクリプトだけでなく日本語のスクリプトや、よく使われる単語集もあって、どのレベルの人でも楽しんで使える教材になっています。

 今でも好きなスターが出ていたり、興味のある内容の時に買っています。

 

English Journalと出会えたお陰で、英語が得意のつもりだった私が初めてぶつかった壁を、乗り越えることができたのです。しかも、さらに英語が好きになりました。

 

English Journalをどこで手に入れるか?

本屋でしたら、だいたい語学のコーナーか、NHKの語学雑誌のコーナーの近くにあることが多いです。

ネットでも購入や定期購読ができるみたいです。

月刊誌で、一冊1512円です。定期購読は安くなるようです。

 

使い方は、English Journalを実際に開いたら書いてあります。

 

おススメの使い方

まずは購入したらCDの音源ををウォークマンや携帯に入れます。通勤中や通学中、待ち合わせなど、どこでも気軽に聞けるようにするためです。

雑誌を見ながら好きな文章を見つけて、CDの音声をマネて、同じように言える練習を何度もすることが大切です。

そうすることで、自然な速さで話す練習になり、自然と口から出てくる言い回しが増えてきます。

私は一番最近、女性歌手のテイラースウィフトのインタビューで練習しました。憧れのスターの話し方を真似するなんて、ワクワクしませんか?

自分で声に出していうのを練習するうちに、だんだんとテイラースウィフトの話す言葉が、まるで日本語ではなされているみたいにすっと入ってくる瞬間があって、それが特に大好きです。

 

練習を繰り返すうちに、自分の言いたいことをいうための基礎体力が付きます。

教科書や参考書に書いてある、日常会話レベルから、自分の意見を自分の言葉で言える段階に突入できます。

 

ちなみに私は、定期購読はしていません。私が飽きやすいタイプだからです。大体3、4か月に一冊くらい、それも好きなスターがインタビューに出ているときに買います。

自分が話し方や話す内容を練習したいかどうか、が選ぶベースになるので、男性のインタビューだけの時は買わないことが多いです。

 

ちなみに、2017年4月号はテイラースウィフトが表紙をかざっております。インタビューも記載されています。

久しぶりにEnglish Journalを買って最新のテイラースウィフトの話し方の練習をしようと思います。

英語で伸び悩んだ時は、単語力をつけよう

英語に限らず、どの言語を勉強していても、必ずどこかで

「あー、成長できてない」

「伸び悩んでるなぁ」

と思うことは出てきます。

 

それも一度ではなく、定期的に何度かやってきます。そういった状況を突破するヒントになるのが単語力です。

 

単語の勉強と言うと、英語の勉強の中でも特に地味で楽しくないイメージがあると思います。

しかし、語彙力が上がるにしたがい、たとえば文章を読むときに次のような変化がおきます。

 

BEFORE

・文章の中に知らない単語がある

・単語の意味を前後の文脈から推測

・スッキリしないけど、ぼんやりと文章の意味がわかる

AFTER

・文章の中の知ってる単語が増える

・単語の意味がわかるから余計な推測の作業が減る

・推測が減るので、文章そのものをより深く味わえる

 

文章を読む時だけでもこんな変化が起きます。英語で話されているのを聴くときでも同じです。

 

前回紹介した、stand up comedyの動画を聴くリスニング練習も、しばらく続けるとどこかで行き止まりを感じることがあるかもしれません。

 

そんな時に、しばらく単語力を上げるトレーニングをすると、ある時に壁を突破した感覚があるはずです。同じ内容を、より楽しめている事に気づくのです。

 

気が進まなくても、やる価値のある努力ですので、英語の壁を感じている人は是非取り入れてみてください。

 

英語で恥ずかしい思いをした時の処方箋

英語を話す場面で、少なからず恥ずかしい思いをすることがあります。

辛いし、後悔するし、心のモヤモヤを引きずることもあります。

 

でも留学をしない私たちは、その経験を大切にしなければなりません。

 

なぜなら、留学した人の強みというのは、

「伝わらなかった、、、」

「英語でうまく伝えられなくて悔しい」

「恥ずかしいっ」

こういう経験の数が圧倒的に多いはずだからです。

 

私は日本にいながらにして、良くも悪くも

「伝わらなかった、、、」

「英語でうまく伝えられなくて悔しい」

「恥ずかしいっ」

という経験をたくさんしてきました。

それでも留学した人たちには敵わないとは思いますが。

 

英語をうまく話せなかった、恥ずかしい、情けない、

 

こういう悔しい経験をして、だんだんと開き直り体質ができてくる気がします。

 

中学生の時は生きてることが恥ずかしいくらい、周りの評価に敏感でした。

 

コンプレックスの塊で、

「なんで背が低いんだ」

「イケてないと思われてる気がする」

という思いで常に頭の中がめちゃくちゃでした。

 

ちょっとした失敗が、不安定な思春期の私には本当に命に関わるくらいの大事件でした。

 

でも色んな恥ずかしい経験をする中で、意外と周りは私のことをジャッジしてないんだなと気づいてくる。

 

英語でも似たようなことが起こります。

 

英語の勉強を始めた当初は

「日本人は、発音がわるくてネイティブには聞き取れない」

 という、世間の噂みたいなのにがんじがらめになっていて、英語を発音するのが恥ずかしかった。

 

でも恥ずかしい経験を乗り越え続けることで、あるときに

「意外と通じてる!!」

「間違ってもいいんだ!!」

 

という気持ちになってきました。

 

なので、

 

「英会話に行ったら恥ずかしい思いをするかも」

 

「外国人に話しかけて恥ずかしい思いをしたらどうしよう」

 

と思ってる人がいたら、

 

「是非、その恥ずかしい思いをしてくださいっー!!!」

 

と言いたいです。

 

その経験は留学をしないで英語を習得しようとする私たちにとっての、大切な宝物なのです!